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90件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1983-03-23 第98回国会 参議院 大蔵委員会 第7号

国債流通価格は、国債整理基金買いオペ発動等もありまして、比較的落ちついておりますけれども、国債引受シンジケート団の大宗である銀行、特に都銀地銀においては、預金増加の伸びが鈍化しておりますために、国債引き受けの重圧はきわめて厳しい状況にございます。その結果、銀行としては、資金繰りの悪化を避けるため、債券の売却が非常に激増しております。

多田省吾

1981-05-13 第94回国会 衆議院 大蔵委員会 第30号

国債の問題について、預金増加は一〇%もとられてしまっているのだと言って銀行は泣きを入れることをやめたらいいですよ。いま言ったようなわがままを言って、多々ますます弁ずだ、率は変わらないけれども、額はどんどんふえていくということで、しかもそのために巨額な利益を得ているというようなことを特定の企業だけに許していいのか。今日のわが国経済全般から見て、ちょっと融資租界ができていると私は思うのですよ。

平林剛

1981-04-01 第94回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第4号

この中身として見ますと、民間金融機関預金増加額は、こういう長期高利回り運用資産への選好度が強まったということもございましょう。定期性預金がますます伸びたわけでございますけれども、要求払い預金の落ち込みが響いていずれも前年をかなり下回ったということで、農漁協はほぼ前年並みの増加、横ばいというような形でございます。

吉田正輝

1981-03-30 第94回国会 参議院 大蔵委員会 第12号

しばしば言われますのが金でございますけれども、最近個人の金の購入量がふえておる、また金の輸入がふえておるということは事実でございますけれども、これらの輸入金の量全体の中で、半分が個人に回っているといたしましても全体として六百億足らず、昨年一年間に輸入された金でございますと六百億円足らずということで、とても個人預金増加額二十二兆円に比べますと問題にならないわずかな金額でございます。

高橋元

1981-03-24 第94回国会 衆議院 本会議 第12号

この二、三年、預金増加額の四割から五割が国債消化に充てられています。その上、その預金集め郵便貯金と競合し、厳しい状態にあることも御存じのとおりであります。  この郵貯や年金を原資とする財政投融資も、いま、高度成長時代の惰性から抜け出すことを求められています。この二、三年、財投は、使い切らずに翌年に繰り越した額が二兆五千億から三兆円、当初計画の二割にも上っております。  

佐藤観樹

1980-10-23 第93回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

それが、この三、四年で大体毎年一般会計の三〇%を超えるというようなことになって、それがいわば惰性的にと申しますか、シンジゲートが大部分引き受けるということになりましたので、いま都市銀行地方銀行とも公共債引受額が、年によって違いますけれども、最近は預金増加額の七、八〇%に達するということになっている。したがいまして、新しい貸し付けをするためには国債を処分しなくてはならない。

吉國二郎

1980-10-23 第93回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号

五十四年度が非常に大変な負担だったという先生の御指摘はまさにそのとおりでございまして、都市銀行全体で預金増加額が一〇〇といたしますと、五十四年度の国債引受額が一〇三になっております。ですから、預金増加額以上に国債引き受けたことになるわけでございます。当然のことながら、それでは貸し出しができません。

松沢卓二

1980-10-09 第93回国会 衆議院 予算委員会 第1号

特に、大蔵省のこの前出されたこの資料、「財政再建を考える」、これによりましても、国債大量発行を続ける、そうするとこういう高い代償を払うことにもなるという中に、五十四年度の都市銀行預金増加額に対して国債引き受け額は八〇%を超えておって、大変これは民間を圧迫しておるというようなこと等も出ております。

海部俊樹

1980-04-08 第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号

先日この委員会参考人として御出席になった金融業界の方々も、これは深刻に圧迫をしているという表現を使っていらっしゃいましたし、その実態は実質預金増加額を超えているということに非常な危機感を持っているわけでございまして、消化能力を超えて発行をし続けると、これは当然のことながら金利の高騰、そしてさらに民間資金需要の締め出しということにつながっていくわけでございまして、いまこうした大蔵省が手を打っていらっしゃること

古川雅司

1980-04-02 第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号

それで、需要について言いますと、これは公共的需要民間需要といろいろございますが、たとえば私はここに参議院の予算委員会に提出された大蔵省からの資料を持ってまいりましたが、これを見ますと、「金融機関別預金増加額に占める国債引き受け割合」というのが出ているわけであります。その中で国債を中心的に引き受けておる都市銀行を見ますと、たとえば昭和五十年ごろは、下期ですが、二八・四%ぐらいだった。

正森成二

1980-03-28 第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号

しかし、それによって非常に世論の批判を受けるようなことをいたしておりますと、金融機関に対する信頼も薄れるということで、銀行協会自身が自粛の申し合わせをして通達もいたしておりまして、何周年記念とか頭取就任記念というような預金運動はやめる、あるいはまた、実質的な預金増加にならない単なる計数操作はやめるとかいうことは厳しくお互いに努力し合っておりまして、私どもの銀行でも何遍かそれは通達もいたしております。

吉國二郎

1979-12-07 第90回国会 衆議院 決算委員会 第1号

そういうような観点からいたしますと、国の信用をバックにしております簡保積立金民間生保と同じような高利回り運用を目指すのではなくて、むしろ公共利益になるように運用すべきではないかということを基本的に考えておりまして、現在、民間銀行におきましても、その預金増加量の相当量国債引き受けに充てていただいているという現状のもとでは、国の資金であります簡保資金財政投融資等を通じまして、公共的な資金運用

楢崎泰昌

1979-04-26 第87回国会 参議院 大蔵委員会 第15号

預金増加の七割を国債引き受けに回さなければならない状況は、まさに異常というほかはありません。今後さらに民間資金需要が盛り上がった場合、景気回復の芽を摘む愚を冒してまで貸出金利を引き上げようというのでしょうか。それとも、市中銀行引き受けを強制する一方で成長通貨の枠を超えた買いオペを行い、インフレへの道を歩もうというのでしょうか。

福間知之

1979-04-24 第87回国会 参議院 大蔵委員会 第14号

すなわち、現在の日本の金融方式が九割方間接金融に頼っておる現状でございますので、金融機関引き受けというものが大きくなるというのはやむを得ないことでございますけれども、その市中金融機関資金ポジションあるいはポートフォリオ、あるいはまたその預金増加額、資金コスト、こういうものを見ながら国債発行条件あるいはその他の流通面配意をしていく必要があるということで、五十年以前とは相当国債の管理上むずかしい

田中敬

1979-04-11 第87回国会 参議院 大蔵委員会 第13号

昨年度上期の全国銀行国債引受額は、預金増加額の実に五五%にも達しております。  今後の国債大量発行に備えて民間金融機関資金吸収力を高めることは、国債の円滑な引き受け消化にとって最も基本的な条件であると思われます。  最後に、すでに申し述べましたとおり、わが国経済は、いまや物価の安定と景気回復同時達成という非常にむずかしい政策課題に直面しております。

赤司俊雄

1979-03-20 第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号

今年度上期の全国銀行国債引受額預金増加額に占めます割合は実に五五%にも達しております。さらにこれに地方債政府保証債等を合わせますと、これは相当のパーセンテージに達しておるものと思われるのでございます。今後とも続くと予想されます国債大量発行に備え、金融機関資金吸収力増強を図ることは、国債の円滑な引受消化にとって最も基本的な条件と思われるのでございます。  

松沢卓二

1979-03-20 第87回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号

さらに、都市銀行十三行の預金増加額は、先ほどもちょっと触れられたようでございますが、五十二年度で七兆八百七十億、貸し出し増加が四兆五千六百五十六億、国債だけで二兆七千四百億。これ以外に縁故債であるとか地方債であるとかを受けて、だからこれが国債超過である、こういう説明をされたのだと思うのでございます。

沢田広